「投資はリスクがあって怖い…」
投資のリスクを正しく理解することで、怖さは半分以上なくなります。この記事では投資のリスクの正体と、長期積立投資でリスクを抑える方法を解説します。
投資のリスクとは何か
「リスク」は日本語で「危険」と訳されますが、投資の世界では**「値動きの幅(不確実性)」**を意味します。
- リスクが高い=値動きが大きい(上にも下にも動く)
- リスクが低い=値動きが小さい(安定している)
リスクは「必ず損をする」ことではなく、「結果が不確実である」ことです。
投資で怖くない理由
① 長期投資で元本割れリスクが大幅に低下する
S&P500(米国株式)に投資した場合、保有期間別の元本割れ確率(過去データ)です。
| 保有期間 | 元本割れの確率 |
|---|---|
| 1年 | 約26% |
| 5年 | 約14% |
| 10年 | 約6% |
| 20年 | 約0% |
20年以上保有した場合、過去のデータでは元本割れゼロです。
② 分散投資でリスクを下げられる
全世界株式(オルカン)に投資すれば、約50カ国・数千社に自動的に分散投資されます。1つの企業が倒産しても影響は限定的です。
③ 積立投資でタイミングリスクを回避できる
毎月一定額を積み立てると、相場が高いときは少なく・安いときは多く買えます(ドルコスト平均法)。買うタイミングを分散することでリスクが下がります。
投資で怖い理由(本当のリスク)
① 短期で売買する
短期の値動きは予測不可能です。「上がった・下がった」で売買を繰り返すと損失が膨らみます。
② 1つの銘柄に集中投資する
個別株に集中投資すると、その会社が倒産したとき資産がゼロになります。インデックスファンドで分散することで防げます。
③ 怖くて下落時に売る
下落時に売ると損失が確定します。長期積立投資では「下落は安く買えるチャンス」です。
④ 生活費を投資に回す
生活費や緊急資金まで投資に回すと、相場が悪いときに売らざるを得なくなります。緊急資金を確保してから投資しましょう。
⑤ レバレッジ商品・仮想通貨に投資する
レバレッジETFや仮想通貨は値動きが激しく、初心者には不向きです。
リスクを抑えた投資の基本3原則
原則① 長期投資(20年以上)
時間を味方につけることで、元本割れリスクが大幅に低下します。
原則② 分散投資(インデックスファンド)
全世界株式や S&P500のインデックスファンド1本で自動的に分散されます。
原則③ 積立投資(毎月一定額)
毎月自動積立にすることで、感情に左右されず続けられます。
この3原則を守れば、投資リスクは大幅に抑えられます。
リスク許容度を確認する
自分がどのくらいのリスクを取れるかを把握しておきましょう。
チェックリスト
- 投資資金が半分になっても10年待てる → 株式100%でOK
- 投資資金が30%減ったら不安になる → 債券を一部混ぜる
- 少しでも減ると夜も眠れない → 投資より貯金を優先
無理なリスクを取ると、下落時に売ってしまう原因になります。
よくある質問(Q&A)
Q. 元本保証の商品の方が安全ではないですか? 元本保証の商品(定期預金など)は「名目上」は安全ですが、インフレによって実質的な価値が下がるリスクがあります。長期ではインフレリスクの方が怖い場合があります。
Q. 今は相場が高いから買わない方がいいですか? 積立投資では「今が高い・安い」は関係ありません。毎月一定額を積み立てることで、タイミングリスクを自動的に分散できます。
Q. 暴落が来たらどうすればいいですか? 何もしないのが正解です。積立を止めず、売らずに待ちましょう。過去のすべての暴落(リーマンショック・コロナショック等)は数年以内に回復しています。
まとめ
投資のリスクについてまとめます。
- リスクとは「値動きの幅」であって「必ず損をする」ことではない
- 長期・分散・積立の3原則でリスクは大幅に抑えられる
- 20年以上保有すれば過去データでは元本割れゼロ
- 本当に怖いのは「短期売買・集中投資・下落時に売る」こと
- 生活費・緊急資金を確保してから投資する
「投資が怖い」という感覚は正常です。ただし正しく理解すれば、やらないことの方がリスクが高いとわかります。まず月1万円の少額から始めてみましょう。
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つみたてサラリーマン 管理人


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