「複利ってよく聞くけど、実際どれくらい増えるの?」
複利はアインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだとも言われる、お金を増やす最強の仕組みです。この記事では複利の仕組みと、実際にいくら増えるかをシミュレーションで解説します。
複利とは何か
複利とは「利益に対してさらに利益が生まれる」仕組みです。
単利と複利の違い
| 単利 | 複利 | |
|---|---|---|
| 仕組み | 元本にだけ利息がつく | 元本+利息にも利息がつく |
| 100万円・年利5%・10年後 | 150万円 | 163万円 |
複利は時間が長くなるほど単利との差が広がります。
毎月3万円積み立てた場合のシミュレーション(年利5%)
| 積立期間 | 積立元本 | 運用後の資産額 | 運用益 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 180万円 | 約204万円 | 約24万円 |
| 10年 | 360万円 | 約466万円 | 約106万円 |
| 20年 | 720万円 | 約1,233万円 | 約513万円 |
| 30年 | 1,080万円 | 約2,496万円 | 約1,416万円 |
20年で元本の約1.7倍、30年で約2.3倍になります。積立期間が長いほど複利の効果が大きくなることがわかります。
積立額別シミュレーション(年利5%・20年間)
| 月の積立額 | 20年後の資産額 | 運用益 |
|---|---|---|
| 1万円 | 約411万円 | 約171万円 |
| 3万円 | 約1,233万円 | 約513万円 |
| 5万円 | 約2,055万円 | 約855万円 |
| 10万円 | 約4,110万円 | 約1,710万円 |
月1万円の違いが20年で約170万円の差を生みます。
複利が最大限に機能する3つの条件
① 長期間運用する
複利の効果は時間とともに加速します。10年より20年、20年より30年の方が効果は指数関数的に大きくなります。
② 途中で売らない
相場が下落したときに売ってしまうと複利の連鎖が途切れます。下落時も持ち続けることが複利を最大化するコツです。
③ 運用益を再投資する
NISAのインデックスファンドは分配金が自動的に再投資されるため、複利効果を最大限に活用できます。
「72の法則」で複利をイメージする
72÷年利=元本が2倍になる年数
| 年利 | 元本が2倍になる年数 |
|---|---|
| 3% | 24年 |
| 5% | 14.4年 |
| 7% | 10.3年 |
年利5%で運用すれば、約14年で資産が2倍になります。
早く始めるほど有利な理由
同じ「総額360万円」を投資した場合の比較
| パターン | 方法 | 30年後の資産額 |
|---|---|---|
| Aさん | 20歳から月1万円×30年 | 約832万円 |
| Bさん | 30歳から月3万円×10年(その後放置) | 約756万円 |
Aさんの方が月の積立額は少ないのに、早く始めた分だけ資産が多くなります。これが複利の力です。
複利を活かすにはNISAが最適
通常の口座で投資すると運用益に約20%の税金がかかります。税金が取られると複利の連鎖が弱まります。
NISAなら運用益が非課税のため、複利の効果をフルに受けられます。
よくある質問(Q&A)
Q. 年利5%は現実的ですか? eMAXIS Slim 全世界株式やS&P500の過去のリターンは年平均7〜10%程度です。5%は保守的な見積もりです。ただし将来のリターンは保証されていません。
Q. 途中で積立額を増やしたり減らしたりしても大丈夫ですか? 大丈夫です。育休中に減額したり、昇給後に増額したりと、ライフステージに合わせて柔軟に変えられます。やめないことが最重要です。
Q. 複利の効果を実感できるのはいつ頃ですか? 10年を過ぎたあたりから運用益が目に見えて大きくなってきます。最初の数年は元本と運用益の差が小さいため、地道に続けることが重要です。
まとめ
複利の力についてまとめます。
- 複利は「利益に対してさらに利益が生まれる」仕組み
- 月3万円を20年積み立てると約1,233万円(運用益約513万円)
- 長期・放置・再投資が複利を最大化する3条件
- 72の法則:年利5%なら約14年で資産が2倍
- 1日でも早く始めることが最大の武器
「いつか始めよう」ではなく、今日始めることが複利の力を最大限に活かす唯一の方法です。
積立投資の始め方はこちら。 → 積立投資の始め方【手順通りにやれば10分で完了】
NISAのシミュレーションはこちら。 → 手取り別・年代別NISAの積立額シミュレーション早見表
つみたてサラリーマン 管理人


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