「毎月節約しているつもりなのに、気づいたら残高がない」
それ、節約の方法が間違っているかもしれません。そんな経験を繰り返している方に試してほしいのが先取り貯金です。意志力も我慢も必要ありません。仕組みを一度作るだけで、自動的にお金が貯まり続けます。
この記事では、先取り貯金の基本から具体的な設定方法まで、今日からすぐ始められるように解説します。
先取り貯金とは?
先取り貯金とは、給料が入ったら使う前に一定額を別口座に移してしまう貯金方法です。
普通の貯金との違いはこうです。
| 普通の貯金 | 先取り貯金 | |
|---|---|---|
| タイミング | 月末に余ったら貯金 | 給料日に先に移す |
| 結果 | ほぼ余らない | 確実に貯まる |
| 意志力 | 毎月必要 | 最初の1回だけ |
「残ったら貯金しよう」では永遠に貯まりません。先に取り分けてしまえば、残ったお金でやりくりするしかなくなるので自然と貯まります。
先取り貯金の3つのメリット
① 意志力がいらない
一度仕組みを作れば、あとは自動で毎月お金が移ります。「今月は我慢しよう」という精神力が不要です。
② 生活水準が自然と下がる
先に引いた残りで生活するので、支出が自動的に抑えられます。最初は少し窮屈に感じますが、1〜2ヶ月で慣れます。
③ 貯金額が確実に積み上がる
毎月コンスタントに貯まるので、目標金額までの道筋が見えやすくなります。
いくら先取りすればいい?
目安は**手取りの10〜20%**です。
| 手取り | 先取り額の目安(10〜20%) |
|---|---|
| 20万円 | 2〜4万円 |
| 25万円 | 2.5〜5万円 |
| 30万円 | 3〜6万円 |
最初から無理に多くする必要はありません。まず月1万円から始めて、慣れたら増やすのが長続きのコツです。
先取り貯金の具体的な設定方法
方法①:自動振替を設定する(おすすめ)
銀行の「自動振替」または「定額自動入金」サービスを使います。
- 貯金用の口座を別に用意する(ネット銀行がおすすめ)
- 給料日の翌日に自動で貯金口座へ振り替える設定をする
- 以降は毎月自動で移動される
おすすめのネット銀行
- 楽天銀行:アプリ→「自動入金」から設定可能。普通預金金利も高め
- 住信SBIネット銀行:「目的別口座」で旅行・緊急用など用途ごとに分けて管理できる
方法②:財形貯蓄を活用する
会社員であれば、給与から天引きで貯金できる「財形貯蓄」が使える場合があります。給料が入る前に引かれるので、最強の先取り貯金です。会社の総務や人事に確認してみてください。
先取り貯金のお金は何に使う?
先取りしたお金の使い道は3つに分けて考えると管理しやすいです。
| 目的 | 割合の目安 | 具体例 |
|---|---|---|
| 緊急資金 | 最初に優先 | 生活費3〜6ヶ月分 |
| 目標貯金 | 目標が決まれば | 旅行・結婚・車など |
| 積立投資 | 緊急資金が貯まったら | NISA・iDeCo |
まず緊急資金(生活費3〜6ヶ月分)を貯めることを最優先にしましょう。これがあれば急な出費があっても慌てずに済みます。
よくある質問(Q&A)
Q. 先取り後の生活費が足りなくなりそうで怖いです 最初は少額から始めてください。月5,000円でも構いません。生活が苦しくなったら金額を減らせばOKです。「完璧にやろう」とせず、まず仕組みを作ることが大切です。
Q. 貯金口座はメインバンクと同じでいいですか? 別の銀行にする方がおすすめです。同じ銀行だとつい引き出してしまいがちです。ネット銀行を貯金専用にすると、物理的に使いにくい環境が作れます。
Q. ボーナスも先取りすべきですか? ボーナスこそ先取りが効果的です。入ったら即座に一定額を貯金口座へ移しましょう。「ボーナスが入ったら大きなものを買おう」と考えていると、あっという間になくなります。
Q. 積立投資と先取り貯金はどう違いますか? 先取り貯金は「元本が減らない安全な備え」、積立投資は「お金を増やす手段」です。まず貯金で緊急資金を確保してから、余剰分を投資に回すのが正しい順番です。
まとめ
先取り貯金は、意志力に頼らず自動でお金を貯める最もシンプルな方法です。
- 給料日に先に移すだけで自動的に貯まる
- まず手取りの10%・月1万円から始める
- ネット銀行の自動振替で仕組みを作る
- 緊急資金が貯まったら積立投資へステップアップ
今日やることは1つだけです。貯金専用のネット銀行口座を開設して、自動振替の設定をしてみてください。
貯金ができない原因と対策はこちらもあわせてご覧ください。 → 貯金ができない会社員の特徴と今すぐ変えるべき習慣
固定費を見直して先取り貯金の原資を作る方法はこちら。 → 固定費の見直し方で月2〜3万円を生み出す方法
貯金を記録・管理するのに役立つ家計簿アプリの使い方はこちら。(近日公開)
つみたてサラリーマン 管理人


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